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2008年9月20日 来たの住まい設計社のセールにでかける。 我が部落のすぐ北側にあるのだが途中に二つの山がある。普段は遠回りして舗装された平坦な道を行く、その方が早いのだ。しかし、今日は山越えの道を選んだ。未舗装の林道を二つもつなげて行くのだが、こちらの方が変化があって楽しい。 曲がりくねった林道を抜けると、開けた谷合に北の住まい設計社の建物が黄金色に輝く田んぼの向こうに見えてきた。 北の住まい設計社のファンは多く、遠く札幌や帯広からも年一回のセールを目当てにやってくる。もっとも私も4,5年前まで、北見から3時間以上もかけて、開始の1時間も前にやってきて入口の行列に並んだものだった。 さすがに今日は、10時開店に合わせて来たのだが、すでに駐車場はお客さんの車でいっぱいであった。 このセールで手に入れた「北住」の家具や雑貨は、随分我が家の暮らしの中に取り入れられたいる。そして、家具作りの教材にさせてもらった。 もっとも今ではさすがに私も家具作りの端くれであるので、「北住」の魅力的家具は欲しいけれども買うことはなくなった。 しかし、北欧の洗練されたデザインの什器や雑貨はさすがに作ることはできないので、「掘り出し物」を探しにでかけてきたのだ。 顔見知りのスタッフと挨拶し、ショールーム内を一通り見て回る。かつて目の色を変えて家具の値引き品を探し回ったものだったが、今は、家具の脇に隠れたように置かれた「脇役」の「珍品」に目がゆく。 そんな中からガラスのチーズボウルとパイン材のスタンドミラーを買った。 ショールームの外の庭やカフェへと続く小路の周りも草花や庭木できれいに整備されている。そんな中に何気なくある水栓、工場の入口に置かれた古いタイプの帯のこ、片隅に置かれたアンティークのキャビネット、木造の客用ガレージ等、誰も見向きもしないものに興味をそそられ裏から表からじろじろながめる。セールの品よりそんなものに興味を示し、他の客に「変な人」と思われてはしないかと周りをきにしながら、それらをカメラにおさめる。 昼過ぎ、家の片付けをすませてから、東京から来るお客を迎えに旭川空港へ行く。 元の職場の同僚達が7人で、わざわざ北海道までやって来た。5年ぶりの再会である。 夕方から我が家の庭でバーベキューパーティーだ。
by minnanomori
| 2008-09-20 23:16
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